ラベンダー色の模様がラブリーなレピドライトです。
ラベンダーの花のように一つの石でピンクになったり薄い紫になったり
乙女心をくすぐるとってもフェミニンな石です。
ラベンダーの花々が詰まったような石。
こちらはピンク色が鮮やかで雲母の白いキラキラもとっても華やか
フェミニンなマーキースカット。
真ん中に膨らみを持たせ、両先をキュッと絞るようにカットしてあります。
マーキースカットは尖った先が二つあるため片方が欠けていたり全体のバランスも難しいと思います。
こちらはきれいに仕上げられていると思います。
雲母のピュアな白さも魅力です。
甘さのあるラブリーなレピドライト
まだ寒さの残る春先にお似合いなルースです。
鉱物名___Lepidorite(リチア雲母)
サイズ___28X15×6mm
重さ____18.5ct./3.7g
石の処理__非加熱
製造国___インド
雲母の一種で、花崗岩などと一緒に産出されます。含有するリチウムによって、ピンクや紫、白や灰色の石があります。原石は板状に薄く剥離するのが特徴です。レピドライトのルースも、カイヤナイトなどと同じ一定の方向にヒビが入りやすい劈開性がある石の一つです。
古来より「変革の石」と呼ばれ、そのような時期に身に着けていると大きな抵抗もなくすんなりと変わることができると言われています。心臓に作用し、筋肉の増強や安眠をもたらすとされています。
ドロップ型も幅広のカットになると、ハート型を逆さにしたような形になり、ハート(心臓)をイメージさせるフォルムになります。とくにレピドライトのような赤やピンク色のルースだと、心臓のイメージをダイレクトに連想させ、胸のチャクラに働きかける力も強いでしょう。レピドライトの愛らしいピンク色は凝り固まったハートを柔らかくさせ開かせる働きがあるかもしれません。この石を見てかわいらしいと思わない人はいないでしょう。愛でる心は母性を育む力の助けとなると思います。
かわいらしい石ですが、石の言い伝えは中々強いものがあり、自分自身を刷新する時に欲しくなる石のようです。年初めはまさにそのタイミングでもあり、誰でも新しい一年に対して心を入れ替えたり抱負を持つことにふさわしい時期だと思います。レピドライトはそのような時に自然と欲しくなる、現れる石かもしれません。
明るい桃色のレピドライト、あずき色に近い石もありますが、ピンク色の奥には血がみなぎるような強い意志があるのかもしれません。レピドライトの色はソフトですが、石のメッセージはたくましいもの。この石は心臓や筋肉に作用すると言い伝えられている通り、心身からやる気を起こさせるようなパワーを秘めているのかもしれません。