ガーデンクォーツ 庭園水晶 テーパーバゲット ブラジル産 49cts./ ルース・カボション


赤とグリーンのクリスマスカラーがキュートなガーデンクォーツです。

特徴のある台形のカットですが、底辺が短い方を下にした「テーパーバケット」と呼ばれるカットになります。
テーパー(傾き)バゲット(棒)だそうです。

インクージョンぎりぎりまでカットされているのがわかります。
水晶の拡大効果を利用しないとこんな風になるのですね。

水晶内に空泡があるクォーツのようで、そのため表面に水泡のように表れていたり、研磨痕のように見えたりします。
原石を思わせるようなナチュラルな仕上がりです。

インクルジョーンが入っていない水晶が透明な側が若干高くカットされています。
ガーデンの内容がよく見える嬉しい一品です。



Garden Quartz, Lodolite(庭園水晶、ロードライト)

38x20x8mm

49ts./9.8g

ブラジル産



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ガーデンクォーツは主にクロライト(緑泥石)を含むクォーツ(水晶)です。流通名で海外ではLodolite(ロードライト)とも呼ばれます。「lodo」はスペイン語で「泥」を意味することに由来すると言われます。この名の通り、ほとんどのガーデンクォーツのインクルージョンはクロライトの鈍い色をしたものが多く、それが庭園の風景のように見えることから「庭園水晶」「庭水晶」と呼ばれるようになりました。ルチルやレムリアンシードなど個性的なクォーツを産出するブラジルやタイやミャンマーでも良質なガーデンクォーツが産出されています。

霊的パワーと強め、ヒーリング能力を高めると言われています。またルチルクォーツと並んで金運や商売運を向上させると中国では信じられているため、特に中国で人気が高い石でもあります。ルチルと同様、インクルージョンが多いほど価値が高くなります。




鮮やかな色のガーデンクォーツは加熱によって色を引き出しているものも多いそうです。近年のガーデンクォーツの人気は鮮やかな色味を見せるインクルージョンによるものが大きいでしょう。自然のものでも酸化鉄のような成分は地殻変動による加熱の結果赤く変色したりします。古い時代には水晶の美観を損ねると考えられていた水晶のインクルージョンが今では鑑賞の対象になっているのは鉱物や天然石がより身近な存在になっているからかもしれません。

水晶の中に広がる鉱物の世界。ガーデンクォーツは水晶を通して鉱物のにぎやかな世界を私たちに映し出してくれます。様々な成分が共存し一つの景色を作り上げる。水晶の中にあるからこそ、水晶を通してその響きを伝えてくれるのでしょう。まるで水の中で棲息しているような鉱物たちの景色は竜宮城のように華やかで生き生きとした生命力にあふれています。ガーデンクォーツの癒しの力は鉱物の魅力を水晶がより強く響かせるからかもしれません。






ガーデンクォーツ 庭園水晶 テーパーバゲット ブラジル産 49cts./ ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 GAD0160LS

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