スティヒタイト 紫式部 南アフリカ産 30.7cts./ ルース・カボション

スティヒタイト 紫式部 南アフリカ産 30.7cts./ ルース・カボション

型番 STI0374LS
SOLD OUT
   
スティヒタイトの紫が入ったルースです。
スティヒタイトはアトランティサイトに入っている紫色の成分です。
スティヒタイト・イン・サーペンティンも有名ですね。

スティヒタイトオンリーのルースやアトランティサイトは見かけますが、こちらのタイプはかなりレア。
次回入荷予定はありません。

母岩も多分サーペンティン(蛇紋石)ではないかな〜と思います。
なのでこちらももしかしたらスティヒタイト・イン・サーペンティンの一種かもしれません。

こちらのスティヒタイトはかすかですがシャトヤンシーが出るのです。
画像ではキャッチ出来ませんが、白く見える部分もシャトヤンシーが光っています。

蛇紋岩と呼ばれるサーペンティンに合わせてスネークスキンのように現れたスティヒタイト。
とっても風情のあるルースです。

きれいに研磨されています。
スティヒタイトは粘土質の石で、こちらも大きさの割にとても軽くで少し乾いた感じがします。



Stichtite

38×23x5mm

30.7cts./6.1g

南アフリカ産



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スティヒタイトはパープライトによく似た紫色の石。最初に発見されたのはオーストラリアのタスマニアで名前は発見者に由来します。鉱物的にはクロムとマグネシウムから成る炭酸塩ですが目立った情報がなく、鉱物としてよりもパワーストーンとして周知されているようです。スティヒタイトが入ったアトランティサイトの人気のせいかもしれません。

スギライトにもよく似たカラーのスティヒタイトはスギライトの産地でもある南アフリカでも発見されたようです。ヨーロッパやアフリカ、ブラジルなどでも産出されています。

感情にまつわる謂れが多く、感情面をコントロールする、安定させる作用があるようです。




エレガントでニュアンスのあるスティヒタイト。高貴な紫色と苔色の母岩はまるで苔の上に藤の花がかかっているようなとても和風な伝統美を思わせます。源氏物語や平家物語のような平安時代の優雅な公家文化や様式を思わせる一方で、どこかヨーロッパ的な気品を感じさせます。いずれにしても長い伝統や文化を彷彿とさせる落ち着いた色あいで、人においても審美眼の高くなるご年配の方のファッションにとてもいいかもしれません。

紫のスティヒタイトがかえって母岩の苔の味わいを深くしているような。このコントラストはとても強く惹かれるものがあります。デザインに対するカッティングも秀逸でとても趣のあるルースになっています。

サーペンティンも感情を落ち着かせる色あいで、謙虚や慎ましさを思い出させる石かもしれません。






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