イエローとブルーというコントラストのあるツートンカラーが楽しいフローライトのクラスターです。
母岩部分にブルーとイエローが入っており、クリアですがブルーががっているのがわかるでしょうか。
母岩にある鮮やかなブルーフローライトがマリモのように結晶内に内包されています。
そのためキューブ状の結晶も青い輝きを放っています。
またイエロー成分も共生しているため、フローライトの結晶に明るい蛍光色を添えています。
イエローは母岩の色がクリアな結晶に反射して色味が反映されているようです。
そのため、光の当て方、角度によって様々に色が現れる場所が違うのが面白いです。
寒天のようにクリアな結晶の奥に母岩のモコモコと丸いフローライトの種に対して
四角く成長した実のようなフローライトの派生具合が対照的でとても興味深いです。
Fluorite(蛍石)
61x56x36mm
130g
湖南省(中国)産
※レターパックプラス(510円)他
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
産地によって色味が異なるのもコレクターが多い理由かもしれません。ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、中国など世界各地にフローライトの名産地があります。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
フローライトの魅力はそのみずみずしさと多色性。淡い色合いとナチュラルな色味のフローライトはまるで水の中の生物のようなみずみずしさと潤いを感じさせてくれます。透明なフローライトもまた水晶のような魅力があります。内包物があったり、母岩の成分による色の変化が反射してたり。鉱物の成長過程や派生具合がのぞける面白さがあります。イエローとブルー。ガラス質の石の中に対照的な色味が共生するのもフローライトの魅力。ルースカットされたものによく出ていますが、鉱物標本で見れるのは貴重なコレクションだと思います。
フローライトは八面体やタンブルなど様々な形がありますが、瞑想に一番適しているのはクラスターと言われています。フローライトのキューブ状が集ったクラスターは、人間の精神体と呼ばれる領域のエネルギーの形状によく似ています。人が魂を通して蓄積してきた記憶の中にある情報にフローライトはアクセスするとも言われていますが、多くの人がフローライトに魅かれ、キューブ状の、特にゾーニングのあるフローライトの人気が高いのも、フロッピーディスクのような記憶媒体に見えるからかもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
---|---|
型番 | FLU0270SP |