ラズライト(天藍石)のパルムストーンです。
ラズライトという鉱物名は二つあって
Lazurite(青金石)とLazulite(天藍石)
英語のスペルも一文字違いな上日本語では同じ読みなのでとても紛らわしく
しかも海外のセラーさんもどうやら混同しているようなんですね。
Lazurite(青金石)はラピスラズリと同じブルー
こちらはLazulite(天藍石)になります。
Lazulite(天藍石)の方はこちらのようなヴィヴィアナイトのような群青色
宇宙の星空のように暗いですが、御影石のようなきらりと瞬くものがあります。
表面はスベスベに磨かれていて、傷や凹みなどもありません。
Lazulite(天藍石)
56x40x21mm
71g
マダガスカル産
天藍石のラズライトは青い部分の結晶が採れにくく、産地産出量ともに少ない希少石です。結晶したラズライトはサファイアのような濃紺のブルーをしていますが、原石は明るい色が多く見られ白い成分の中に青が混じっています。そのためルースにも白い成分が入っています。白い成分は雲母とも言われています。
古くは戦場で戦士たちの御守りとされた石。瞑想にも適し宇宙からのエネルギーを受け取りやすいため「天国の石」とも呼ばれます。また骨や歯を強化する働きがあるとも言われています。
天藍石はルチルやガーネットカイヤナイトと一緒に産出される石で、見かけによらずパワフルな石たちと共生してます。
深い群青色だけでなく、星空を天体観測で撮影したような流線型のような模様は、まるで流星群のように見えます。御影石のような安定感のある石質なので握っていてもとても滑らかでパルムストーンとしてヒーリング用にもぴったりだと思います。人体に使用する時は喉のチャクラに当たる色でもあり、また喉の辺りが自然に反応するようです。
落ち着きをもたらす色であり、明晰さや霊性に訴える石だと思います。限りなく黒に近いのに青い石というのは、深海へ続く色でもあり、大気圏のような宇宙との境の色でもあり。境界の色という意味では、体と頭を繋ぐ首部分に作用するのもうなずけます。そう考えるとラズライトの魅力は境界をまたぐチャンネルを整える、導く色だからなのかもしれません。