クリソコラブルーが鮮やかなクリソコラの原石です。
硬度が低いと言われるクリソコラの真の姿がよくわかる標本
強化処理など施していない採掘されたままの状態です。
ハイグレードなウルトラブルー。
「金を繋ぐ石」と言われたクリソコラの金色のような銅成分が気品を与えています。
王族のような気高さに溢れた石
クリソコラの原石でも蛍光ブルーが鮮やかなのはレアだと思います。
Chrysocolla(孔雀石)
33x25x15mm
5g
中国産(輸出国)
クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのような強化処理が施されますが、クォーツが入ったものはその必要がないため、品質のグレードがアップします。特に宝石質の美しさを持つものはジェムシリカと呼ばれ高く評価されています。
クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。
ターコイズやクリソコラなどの鮮やかなマリンブルーは銅成分のマジック。銅鉱床から採れるこれらの石は目の覚めるようなマリンブルーの世界を見せてくれます。深い土の中にありながら、美しい海と同じ色をした鉱物たち。なぜ地中でそのような色を持てるのか、色が生まれるのか、太陽の光の届かない暗い世界で極彩色の鉱物たちが生まれ育つのは本当に不思議でなりません。
J・ドウ女史によりますと、クリソコラは大地と結びついた女性性の強い地母神のような石だそうです。鮮やかなマリンブルーが海のイメージを運んでくれますが、地母神とは驚きました。確かにターコイズに比べると女性的な感じがします。とにもかくにもクリソコラは女性性が強い石で、誰もが持っている女性性の元型(アーキテクト)を理解し受け入れるのを促すのだとか。
クリソコラは私がショップを始める際に一番初めに私の元へやって来た石で、その美しさと迫力に驚かされ、ぜひ販売したいと思った石でもあります。ショップの立ち上げの際に側にいた石で、Stone marbleのベージュ色のブランドイメージが生まれたのはもしかしたらクリソコラと共に内なる地母神とのコンタクトを始めたせいもあるかもしれません。