ブログで触れましたヘデンバーガイト・イン・クォーツです。
詳細はほぼブログの方に書いてしまいましたので、ブログをご参照頂けたらと思います。
ヘデンバーガイト___シリウスと中国(1)
ヘデンバーガイト___木星のサイン(2)
ヘデンバーガイト__歌うクリスタル(3)
見れば見るほど、コンピューターの暗号のような立体的なレコードキーパーがすごいです。
まるで古代文字を見るような荘厳さ。
その緻密さ、精密さは、生命体のようにも見えます。
大きなポイントだけでなく、根元や中腹から生えた子水晶もクラスター化していて、見事です。
一般的なヘデンバーガイト・イン・クォーツよりも、青っぽいタイプをセレクトしました。
デヴィッド・ガイガー氏のリーディング兼証明書(A4用紙に折れ線が入っていますがご了承ください)付きです。
画像のクッションもお付けいたします。
クッションに乗せるとクッション上で動かせるので、いつも光が当たる角度で眺められます。
Hedenbergite in Quartz Crystal(灰鉄輝石入り水晶)
145x54x25mm
250g
Huanggang Mine, Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China
(中華人民共和国内モンゴル自治区赤峰市)
デヴィッド・ガイガー氏証明書添付
ヘデンバーガイト・イン・クォーツは、ヘデンバーガイトがクォーツに混じり独特の形状の結晶がポイントとして成長した、内モンゴル産のクォーツです。クォーツ内部にはアメジストが入っており、表面は精密な結晶の集合体に覆われ、触ると音が鳴るシンギングクリスタルが多いのが特徴。表面の結晶は、レコードキーパーが立体化したものと言われています。
根元やポイント中腹からもクラスターが生え、枝分かれする独特の成長をしますが、重さがあり細く長く成長するため、2、3本のポイントが多く、複数のクラスターは稀です。トップは笠を被ったセプターになるようです。
D・ガイガー氏によりその優れたヒーリングエネルギーが見い出されました。産地の鉱山はヘデンバーガイト・イン・クォーツが産出される鉱山を記載しています。
インクォーツのヘデンバーガイトは透明感がありますが、表面に付着したオンクォーツのものは緑色が濃く不透明です。緑色とピンク色の二つのタイプがあり、共にハートチャクラの色。血液を表す色でもあります。
ファセットの内側にレコードキーパーが現れ、ファセット周縁が帯状になっているのは、アメジスト・トライゴーニックにも見られる特徴です。ヘデンバーガイトの緑成分が濃いほどヒーリング効果が高いと言われています。緑が濃いほどサボテンのような植物によく似たビジュアルになりますので、植物的なヒーリング作用のことを指しているのかもしれません。
ヘデンバーガイトのヒーリング効果はなんといっても、その音だと思いますので、結晶化がよく進み精密さと透明度を併せ持っているものは、とてもきれいな音を奏でるのではないかと思います。
産地の内モンゴルのHuanggang鉱山では、ヘデンバーガイト以外でもよく似た形の水晶が産出されています。ピンク色のものは「モンゴルクォーツ」と呼ばれています。フローライトも同鉱山から緑とピンクカラーのものが産出されています。
一説によると、モンゴルクォーツには、仮晶タイプもあるらしいのですが、ヘデンバーガイト・イン・クォーツは仮晶ではないのでしょうか?表皮と芯がはっきりわかれていますし、アメジストを内包しているのも仮晶の結果だとしたら納得です(アメジストがパッキングされるのが不思議)。水晶が成長した表面とは違うような細胞膜のような表皮や構造も、仮晶による置換の結果だとしたらただれた感じになるのもわかります。まだまだ新しい鉱山のため、謎が多いようです。
追記:ヘデンバーガイト・イン・クォーツの柱面は、ベータクォーツの平行連晶による可能性が高いです。クォーツにおけるヘデンバーガイトの鉄分とカルサイトの置換も指摘されています。
販売価格 | 193,600円(税込) |
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型番 | HDN0404PO |