モンドクォーツの大きなキーが入ったポイントです。
まるでレムリアンシードのふくよかなフォルムに柱面の条線、ざっくり入ったキー
根元には大きなニードルのインクルージョンが一本入っています。
透明度がとても高く輝きが強いです。
モンドクォーツは水洗いだけで、表面をきれいにするケミカルな処理なども行われていないものが多く、薄っすらと土が残っていたりします。
こちらもキーのトライゴーニックや、レッジに少し残っている感じがあります。
(もっときれいになるかもしれませんがあえて残しております)
ピュアレイのようにキーの上にトライゴニックが入っており、根元のセルフヒールドっぽい部分にも三角形のトライゴーニックのような印が見えます。
そして画像には写ってないですが、根元付近に五角形のようなダイヤモンド型の窪みもあって。
小さいですが見たことのないキーの入り方だなあと思います。
条線も二種類入っていて、繊維のように均等に細かく入っている面と、ステップ状にバーコードのように入っている面があります。
条線の入り方が面によって違うのは、スターブラリーっぽさがあります。
ブログもご参照ください。
モンドクォーツとユーラシアの傷。アフリカのランボー
アメジスト・アイスクリスタルと月の山脈
Mondo Quartz Crystal(水晶、クリスタル)
61x17x16mm
17g
Mondo, Tanzania
2017年に新鉱山から発見されたタンザニアのモンドクォーツ。その素晴らしい輝きは異次元の響きを持ち、スピリチュアルやヒーリング分野で話題になった石です。大きなタイムリンクや、斑点状の模様を持ち、従来のクリスタルには珍しく個性的な特徴を持っています。産出量は少なく、大きさも限られており、非常に希少なクリスタルです。
タンザニアのモンドはアフリカ東部の大地溝帯と呼ばれる活断層エリアにあります。このエリアはいずれ境界線となりアフリカ大陸から分離すると予測されています。激しい地殻活動と共に現れたモンドクォーツ。新しい時代の幕開けとなるメッセージを携えているようです。
新しい次元のエネルギーを感じさせるモンドクォーツ。その潤いや形状、輝きはピュアレイやウラルレムリアン、ヒマラヤ水晶など世界各地のクリスタルのマスタークラスです。私のリーディングでは、シリウスのエネルギーと関わりがある気がします。レムリアンとはまた違う、新たな次元(フィールド)へのフォーメーションを手伝ってくれる石です。
アフリカは天然資源が豊かな大陸で鉱物資源も豊富ですが、透明なクリスタルよりも鉱石類が多い気がします。ブラジルのような水晶の巨大な鉱床があるわけでもなく、ポケットからの産出で産出量も限られているため、まだまだ未知の部分が多いと思います。その中で出て来る水晶は、とても気になります。
モンドクォーツはその輝きの強さ、透明感で注目が集まりましたが、メタフィジカルな特徴もよく見られる水晶で、水晶なのにどこか不規則性があったり、抽象的なマークなど、これまでの水晶の概念を覆すような宇宙的なスケールの大きさを感じます。