スカイブルーのクリソコラのルース。
とても絵画的です。
クリソコラは銅鉱床で他の成分と一緒に共生している石。
マラカイトやアズライトなどいろんな成分と混じりあっていることが多いです。
そのため他の成分と一緒にドラマチックな景色を見せます。
こちらはクリソコラと母岩でもある赤銅鉱オンリーの贅沢なルース。
スタビライズドももちろんされていると思いますが、海外の卸元ではトップクオリティの評価です。
クリソコラはとても軽い石なので、こちらもとても軽いです。
銅が多く入っていると通常重くなります。
母岩部分の赤銅鉱が浮き出て段差があります。
まるで抽象画のようなデザインと南国の海のようなさわやかなブルーに惚れました。
見ているだけで癒されます。
産地はアフリカとのことですが、クリソコラの産地にコンゴ産があります。
Chrysocolla(珪孔雀石)
34x24x4mm
20.5cts./4.1g
アフリカ産
クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのような強化処理が施されますが、クォーツが入ったものはその必要がないため、品質のグレードがアップします。特に宝石質の美しさを持つものはジェムシリカと呼ばれ高く評価されています。
クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。
石によってはターコイズよりもとても青く蛍光色のようなクリソコラのブルー。澄んだ海のようなブルーは、私たちの意識を開放しリラックスさせる色で、あるがままを受け入れることを思い出させてくれます。日々の生活や人間が作り出した社会という囲いの中に囚われがちな私たちの意識を、より広大で確かな地球意識へと導き同調させてくれる石だと思います。
J・ドウ女史によりますと、クリソコラは大地と結びついた女性性の強い地母神のような石だそうです。鮮やかなマリンブルーが海のイメージを運んでくれますが、地母神とは驚きました。確かにターコイズに比べると女性的な感じがします。とにもかくにもクリソコラは女性性が強い石で、誰もが持っている女性性の元型(アーキテクト)を理解し受け入れるのを促すのだとか。クリソコラは私がショップを始める際に一番初めに私の元へやって来た石で、その美しさと迫力に驚かされ、ぜひ販売したいと思った石でもあります。ショップの立ち上げの際に側にいた石で、Stone marbleのベージュ色のブランドイメージが生まれたのは、もしかしたらクリソコラと共に内なる地母神とのコンタクトを始めたせいもあるかもしれません。