ブラジルのミナスジェライス州アラスワイのシトリン原石です。
未照射のナチュラルシトリンです。
シトリンはイエローからゴールド、スモーキーまで、グラデーションに富んだ石。
色味によってエネルギーが違います。
こちらはスモーキーがかったシトリンで、真鍮のような落ち着いた輝きが魅力。
アンティークのような味わいがあります。
こういうちょっとブラウンがかった透明感のあるシトリンがシトリンの醍醐味な気がします。
輝きが強く上品さがあって、シトリンにしかない雰囲気だと思うんですね。
自然放射線の影響なのか、皺で縮んだような表面があるのもシトリンの特徴。
クリスタルに趣を与え、味のある石が多いです。
剥離面には放射状に広がった痕があり、何か大きな力が加わったようです。
柱面もいくつかあり、階段状の成長線もあります。
中には虹も見えます。
全体的にダイヤ形の形をしていて、握りやすいです。
手ごたえのある大き目サイズです。
Citrine, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
77x40x39mm
110g
Brazil
石英の中で黄色い水晶をシトリン(黄水晶)といいます。名前の由来は黄色い柑橘類のシトロンから来ています。六角柱の形状が多いため、ポイント型でも発掘されます。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重な一品です。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
シトリンは自然の放射線を受けて色変化を起こしていると言われています。ブラウンやイエローカラーのシトリンは、現世利益やグラウンディングに適したクォーツ。同じ原理で紫色になったアメジストが霊感や愛の石なのと対照的で、現実的、肉体的レベルで発揮されると思います。
クリアな輝きのクリアクォーツとはまた違った魅力のある豊かな輝きを持つシトリン。ゴールドの輝きを見せながら、ゴールドと違って土のような温かさや大地の受容のような慈愛があるように思います。雨が染み込んだ土壌のようなやさしさと柔らかみのある輝きです。
眩しいゴールドでもなく、暗いブラウンでもない、真鍮のような色合いと輝き。ゴールドとブラウンの両方のよい要素が現れているのが、シトリンだと思うのです。