カラハナイトはアメリカはネバダ州の特産の石で、他に産地はないようです。
ラピスラズリのような濃紺の結晶が美しく、ラピスよりも母岩がバラエティに富んでいてきれいです。
マグネシウム鉱山で産出されマグネシウムを含む石なので、黒い母岩もマグネシウムだと思います。
こちらは石がグルーで貼り付けられており、固定されています。
取り出すことは出来ないので、このまま箱で鑑賞する形になります。
直接手にできないのは残念!と思いましたが、一段高く張り付けられているので、浮かんでいるようにみえ、とても見栄えがします。
固定してあるので、動いたり壊れたりする心配がありません。
鮮やかなラピスブルーと黒や白のマグネシウムのコントラストが美しいです。
どこか日本画の風景を見ているような、それでいてペルシャンブルーのような異国情緒もあり。
まるで星のカケラのようなカラハナイト。
青い破片が、まるで宇宙からやって来たようなファンタジックなイメージを掻き立ててくれます。
カラハナイトは、ちょっと気分が乗らない時とか、乱れがちな時に「キリッ」と引き締めてくれるような所があります。
ラピスラズリやソーダライトのようなウルトラブルーの石は、教師的な所があって、怠惰を許しません(笑)
カラハナイトも鮮やかなブルーと原石の持つ輝きが魔除けのような力を発揮してくれるようです。
小さいサイズなので場所を取らず圧迫感もありません。
固定されているのでデスク周りい置いても安心です。
スパイスのようにピリッと効く感じです。
かわいいboxに入れてお届けします。
サイズや重さは箱を含むため、参考データになります。
Callaghanite
40x40x20mm(箱のサイズ)
6g(箱含む)
Premier Chemical Mine, Gabbs, Nye County, Nevada, USA
珍しい石でほとんど情報がないのですが、アメリカのネバダ州の固有の鉱物で、1954年に発見され、マグネサイトの研究者であったDr. Eugene "Pat" CallaghanにちなんでCallaghaniteと名付けられました。今の所他の産地の情報はないようです。
アズライト色の結晶を持ち、マグネシウムから成り、マグネシウム鉱山で産出されます。
なぜ急に知らない鉱物標本に強烈に惹かれたのかわからなかったのですが、マグネシウムが入っているのもあるのかなと思いました。マグネシウム鉱山で産出されマグネサイトの鉱物学者の名前が付けられたカラハナイト。マグネシウムはミネラルの成分で、摂取すると精神安定効果があるのだそうです。エネルギーの生産や貯蔵、運搬を担うのだとか。
鉱物鑑賞は摂取しませんが、マグネシウムの癒し効果はヒーリング作用としてあるのではないでしょうか。鮮やかなブルーとモノトーンの母岩との組み合わせは見ているだけで強く引き付けるものがあります。マイコレにしたものをデスク上に置いているのですが、仕事の合間に手に取ってよく眺めています。マグネシウムに癒し効果があるのは納得です。
鉱物標本としても非常に珍しく、またヒーリング作用も感じられるカラハナイト。産地はネバダ州ですが、この辺りでもこんなラピスラズリのようなブルーの石が採れるのは驚きます。
白い標本箱から浮かぶように見えるカラハナイトは、星のカケラのように幻想的です。どこか隕石を思わせるような雰囲気があります。
販売価格 | 3,850円(税込) |
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型番 | CAH0343SP |