バイーア産のレムリアン、ピュアレイとも呼ばれていますが、そのかち割り水晶です。
特別に強い輝きを持つため、アイスレムリアンシードとも呼ばれています。
ファセットが見られる物もあるので、不整形のポイント水晶を砕いたものかと思われます。
レムリアンシードは、内側に強い輝きを持つ水晶。
ポリッシュだけでなくこちらのようにかち割った物でも、その輝きを実感出来ます。
水晶の破片なので、尖っている部分はとても鋭いです。
そのため当店でサンドペーパーで少し研磨しました。
3個だけ入荷しています。
本当はもっと入荷する予定だったのですが、触っただけで怪我しそうだったので、あまり鋭くない物を選んで更に研磨しています。
こちらはレインボーだけでなく、気泡のような点が整列して入っているのが興味深いです。
気泡の入り方の正確さは、結晶の整列によるものなのでしょうか。
レムリアンシードは成長するにつれ厚い皮で覆われて行きます。
大きなキーやグリフを持つルーツクォーツも光は内側にあります。
石の本来の輝きは、研磨されたりこちらのようにかち割った物にとてもよく表れています。
原石はレムリアンが持っている真の輝きそのままです。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
41x33x29mm
91g
Alegre mine, Bahia, Brazil
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されています。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
水晶の原石について、こちらに書いてます。ポイントとの違いや原石ならではの魅力を解説しています。
レムリアとアトランティス 3 クリスタル・マトリックス
マダガスカル産のかち割り水晶の反響が大きかったので、何でもっと仕入れなかったんだろうと画像で輝きを確認する度思います。待っている人もいるかもしれないと思うと残念で仕方ないのですが、私はグリフや形を読み解くことに意義を感じているのかもしれません。かち割り水晶以降、不思議なご感想を頂くことが多いのですが、いろんな分野で人々の意識が目覚めつつあるのを感じます。
グリフやポイントなど形や印を持つものは、擬人化して夢に現れるという方もいらっしゃいます。原石だとそういうことは起こらないそうで、印や形にいかに情報が刻まれているかということだと思います。最近海外のショップでは、コレクションのポイントの形状や印を記録するためのノートブックが販売されており、水晶を客観的に情報として受信する活動が始まりつつあるようです。
これまでエネルギー体として主観的に表現されていたものを、客観的に一つの対象として検証し始めるのは大きな意識改革です。ぼんやりと体感として伝えられることが多い水晶の効果ですが、その形や印の豊富さに何かあるのではないかと気づき始めたことだと思います。近年不思議なグリフや形の水晶が無視出来ないほど多く発掘されているせいかもしれません。