ブラジルのミナスジェライス州アラスワイのトルマリン入りのシトリンです。
両方のポイントがカテドラルになっているダブルターミネーション!
トルマリンの結晶がインクルージョンされています。
ブルートルマリン(インディゴライト)の影響でポイントの両端が青くなっています。
中のトルマリンが見やすいように?柱面と両ポイント先端がそれぞれ2面(虹の先端は3面)ずつ研磨されています。
大きな虹も入ってて、虹も見やすくなっています。
インクルージョンにより、全体的にシトリンの色合いがブルーっぽくなっているのが素晴らしいです。
一目惚れしたのですが、予算がなくて、一年ぶりに業者さんの所で再会した時は運命だと思いました(笑)
カテドラルですが、タントリックツインになっていて、しかもダブルターミネーション。
研磨によって輝きがよりいっそう強くなっています。
片手で持っていますが重いです(^^ゞ
重さも形もとても立派で、研磨されてますが完璧な水晶です。
カテドラルのファセットにもバーコードが入ってて、ステップド・アカシックラインになっています。
Citrine, Tourmaline(シトリン、トルマリン)
180x65x57mm
825g
Aracuai, Brazil
石英の中で黄色い水晶をシトリン(黄水晶)といいます。名前の由来は黄色い柑橘類のシトロンから来ています。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重な一品です。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
カテドラルは、「宇宙の図書館」と言われています。水晶が更なる成長を遂げているため情報量が多く、ダブルターミネーションは水晶の成長力の旺盛さ、個体として成長仕切った最終形です。タントリックツインは二つのポイントが合わさって一つになっているポイントで、統合や完全性を表します。
シトリンでなくてもカテドラルのダブルターミネーション、しかもタントリックなポイントは、とても完成度の高い水晶の形態です。その上ナチュラルシトリンで、トルマリンまで入っているのですから、レアアイテムとしてこの上ないです。ハーフポリッシュですが、そのため中のトルマリンが見え、輝きが強く感じられます。大きな虹も到着してからどんどん大きくなり、まるで再会を待っていたかのようです(^^ゞ
シトリンの真鍮のような穏やかな輝きはつくづく素晴らしいなと思います。少しスモーキーのようでもあり、青味がかっていて品格があります。
いつも新年最初のリリースはとても気を使うのですが、今年はこちらのゴージャスなシトリンで新年のお祝いしたいと思います。