「天使の石」というネーミングがふさわしい
パステルブルーのやさしい色合いのエンジェライト
私はエンジェライトのスフィアやタンブルを持っているのですが、ルースでは気づかなかった石の力に驚きました。
今回原石との出会いがありましたので、早速ご紹介します。
原石は雪のように白い漆喰のようで、とても素敵なのですね。
ヨーロッパの白い街のようなアンニュイさと神々しさのある雰囲気です。
少しグレイッシュなブルーなのがエンジェライトの魅力。
不安な気持ちをなだめてくれます。
Angelite(硬石膏)
37x33x27mm
49g
Peru
エンジェライトはセレスタイトとよく似た色をしています。それもそのはず、エンジェライトは長い時間をかけてセレスタイトが圧縮されたもので、両者の成分や特性も共通している部分が多いです。青色はストロンチウムの成分です。エンジェライトは主に南米ペルーのナスカで産出されます。
エンジェライトはアンハイドライトという石膏の鉱物の一種でもあります。石膏といえば、セレナイトも石膏の鉱物です。石膏の鉱物はどれも硬度が低いですが、とてもやさしい石ばかりです。
エンジェライトはルースに加工されたものより原石や鉱物の方がセレスタイトのように透明感のある美しいブルーをしています。
やさしくて眺めていると眠気を誘われるようなヒーリング効果のあるエンジェライトですが、喉のチャクラにとてもよく反応するような気がしました。ブルー系の石は喉のチャクラに対応するものが多いです。
声のきれいな人はとても魅力的で、また健康的な印象を与えます。それは性的な魅力も意味しており、声帯はホルモン分泌を司る甲状腺と同じ首にあります。ありのままの自分を見せることに抵抗があるように、自分の声もありのままの声とは限りません。大人になるにつれ子供のような澄んだ響きが失われるように、声も自分自身の内面の様々な感情やる制限によって響きやツヤが失われていたりします。声変わりする前の少年少女の美しい声が天使の声と呼ばれますが、エンジェライトはその時代の私たちの声の響きを微かに思い出させてくれるようなところがあるかもしれません。
ペルー産のエンジェライト。クリソコラやジェムシリカ、ロードクロサイトやピンクオパールやブルーオパールなど、女性的な癒しの力が強い石がペルーからよく産出されます。ブルーオパールによく似た色味のエンジェライト。最近気になるエリアです。