ウクライナ産のコッパーオパライズドのスフィアとスタンドです。
台座も同じ石で作られた珍しい研磨品です。
スタンドのスフィアを置く部分はわずかに丸く凹んでおり、そこにちょこんと乗せて触ると、台座の上でくるくると地球儀のように回るのです。
インテリアとして飾れるだけでなく、スフィアを転がせるので、いろんな角度から見ることが出来ます。
コッパーオパライズドは銅鉱床の近くで発見されたコモンオパールで、銅成分によるこげ茶や緑青のような緑色が生まれています。
とても珍しいですよね。
この色は錆びた十円玉をイメージしてもらえればわかると思います。
土台の方がカラフルで(笑)。まるで油絵のようなタッチ。でも、やはり十円玉にありそうな色合いです。
不思議なことに、このスタンドはシンギングで、触っているとキンキン音がするのです。
透明感のない濁った色味ですが、やはりそこはオパールなのでしょうか。
いわゆる石とは違うのかもしれません。
丸玉の方はそれなりに重さがありますが、スタンドの方は見た目ほど重くないです。
Planets earthのシリーズの中でとても渋い3点。
まるで海が生まれる前の原始地球を思わせます。
コッパーオパライズドのスフィアの模様も、宇宙の星雲のような光景にも見えて、神秘的な一品です。
Copper Opalized(蛋白石、銅)
直径57mm
396g(台座含)
Ukraina
コモンオパールは透明度のないオパールで火山岩や堆積岩の隙間に熱水が沈殿して石化したもの、微生物などの有機体が石化したものがあります。キラキラとした遊色を持たないコモンオパールですが、硬い石なのにやわらかい雰囲気を醸しだす不思議な魅力がコモンオパールにはあります。石なのに柔らかい雰囲気を与えるため、持ち主をリラックスさせる働きがあるのかもしれません。
Ukrainian Opal
「ウクライナ・オパールは、ウクライナにおいて、美しく珍しいタイプのコモンオパールとして新発見されました。コモンオパールは、「ファイヤー」や遊色がないオパールのことです。ウクライナ・オパールは銅鉱床の近くで発見され、こげ茶色と緑色の成分は、銅がオパールへ混入したものです。産出量は限られており、市場での流通も限られています。」
入荷したのはまだルースをメインに扱っていた頃で、一目見た瞬間惑星のイメージに強く打たれました。7点入荷して、太陽系の惑星のイメージがあったのですが、それぞれのスフィアと具体的な惑星のイメージが繋がらず、4年も在庫の中で眠っていました。自分がもっと宇宙について学んでから、もっと成長してからと思っていたのかもしれません。
太陽系のような惑星だと思っていたのが、実はどれも地球の姿なのではないか、と閃いてから、Planet Earthという言葉が浮かびました。BBCの自然ドキュメンタリーのタイトルですが、このスフィアのどれもが地球のそれぞれの次元の姿でもあるかもしれない。私たちは遠くの惑星を見てホロスコープのように星の性質をイメージしますが、地球はそれらの惑星のエネルギーをホログラムのように映し出しているのではないか。だから別々の惑星のイメージを抱いていた間はずっと在庫に眠っていたのに、全て地球の姿かもしれないと気づいた途端、イメージが固まった気がします。
青い地球、緑色の地球、そして茶色い地球もありますが、どれもすべて地球のある次元の姿であり、太陽系の各惑星のエネルギーを映し出している鏡。それが地球なのかもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | OPL0128SH |