玉髄という和名通りの玉のような結晶が内包されたカルセドニーのルース。
カコクセナイトやアクチノライトのようなインクルージョンが入っています。
光にかざすとカルセドニーの甲羅状の結晶がルースいっぱいに浮かび上がります。
アゲートのような強さがありながら、まろやかな柔和さがあるカルセドニー。
ペンダントにぴったりのルースです。
Chalcedony, Agate
41x24x06mm
16.5cts./3.3g
インド(製造国)
カルセドニーはアゲートと成分も成り立ちもほとんど一緒で、違いはその見た目で区別されます。アゲートは縞模様が特徴ですが、カルセドニーは模様のないアゲートのようなもの。見た目がまったく違うのにほぼ同じ石と言われるのは不思議な感じがしますが、カルセドニーの内部にある縞模様の結晶を見るとアゲートと同じ種類だというのも納得です。半透明で柔らかい輝きを持ち、岩石や溶岩の空洞内に生成します。石英が集まったことによって生まれた鉱物の変種で、名前の由来はギリシャの町カルセドンから産出することからカルセドニーと呼ばれるようになったそうです。
和名の玉髄という名前は、玉のような結晶が集まった姿が骨髄の内部に似ていることに由来します。
アゲートと同様に、古くから様々な装飾品に利用され、ビーズやカメオ、シーリングスタンプ(印章)などに使われていたそうです。
人の気持ちを柔らかくし、平和な心や穏やかさ、寛容さをもたらすと言われています。古くはメンタルの安定を促し、体内に栄養を行き渡らせる力があると言われています。
カルセドニーの柔らかさは人をリラックスさせ、高ぶりがちな神経や緊張感を和らげます。古くから精神障害に用いられたという話がありますが、緊張や抑圧から来る精神のアンバランスに、余計なストレスを緩和させる力があるように思います。精神障害は過度の緊張や抑圧によるものならば、余計な力が本人の意識に加わっている状態だともいえます。カルセドニーのどこか脱力させる作用は余計な力を取り払うのに効果的かもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | CaL0067LS |