ド迫力のセプターアメジストの母岩付き水晶です。
元はこんな風に成長しているのか、それともこちらだけ特殊な一体型なのか。
シャンガンアメジストのジオメトリックな構造がとてもよくわかる原石です。
ちょうど手のひらで握ると親指の位置が真ん中に収まる感じで、フレミングの左手の法則のような感じです。
表面の艶感、赤いレピドライト/ヘマタイトのインクルージョンの華やかさ、素晴らしいマゼンダカラー。
本当はマイコレにする予定だったのですが、なぜか出たがってしまって...
手放すのが惜しいです。
強い光に晒せば晒す程、マゼンダの発色や水晶の透明度、華やかなインクルージョンがよくわかります。
小さい物が多い中、このサイズはとてもレア。
スモーキーなファントムも特徴で、コレクターにお勧めです。
2月のアメジスト用としてずっと前から出品予定だったのですが、大分遅れてしまい月末に。
何かとても強い力があるようで、タイミングを選ぶようです。
何でだろう...と考えてみたら、螺旋状に成長している渦を巻く形状がセンタリングなのかなと。
当店では新しく「センタリング」のグループ分けを追加しましたが、自分の軸を意識することはとても大切なことです。
軸なので、真っ直ぐと背骨のように貫くものをイメージしがちですが、その軸はエネルギーの軸であり、エネルギーは電流のように渦を巻いて進みます。
棒ではないんですね。
なのでセンタリングというのは、自分の縦のエネルギーを調整する、ブレを修正するという意味でもあります。
こちらは白い母岩の水晶がまるで背骨のように見えますので、よりイメージしやすいと思います。
背骨を中心としてアメジストが螺旋状に成長している。
センタリングのエネルギーそのままですね。
Scepter Amethyst, Shangaan Amethyst(紫水晶)
120x57x49mm
335g
Chibuku Mine, Zambezi Valley, Mashonaland West, Zimbabwe
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。
エレスチャルクォーツは「水晶の最終形態」と呼ばれ近年人気が高まっている鉱物です。水晶内部にさまざまなインクルージョンを持つため多くの要素を含み、特殊な形態を持つ水晶でもあるので、そのパワーや可能性に注目が集まっているようです。アトランティス人のメッセージとも言われています。
ナミビアのブランドバーグ産のスモーキーアメジストと似たアメジストですが、スモーキーアメジストとは認知されていないようです。調べると米国人の実業家によってShangaan Amethystと名付けられたと出て来ますが、当初はセプターアメジストとして流通しているのが一般的でした。当店でも2019年に初入荷しています。
螺旋状に回るように両剣水晶が上下に連結している様は、ケニアのシリウスアメジストにも全く同じ形態があります。大地溝帯を中心に対角線上にある大分北にあるケニアですが、数千キロ離れているケニアと同じ成長するアメジストが採れるのは不思議です。地殻変動の強いねじれによって生まれた形なのでしょうか。北と南でその起点にある位置に当たるので、大地溝帯のボルテックスを感じてしまいます。
とても力強い水晶で、この強い回転の形がそのエネルギーの強さを物語っています。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | AME062SP |