ネイビーブルーとクリアなストライプ
そこにかかるブラウンの成分が個性的な
カイヤナイトのルースです。
一見冷たい印象があるカイヤナイトですが
実は二面性があって
触っていると温かみのある石です。
このギャップがカイヤナイトの魅力でもあるかもしれません。
カイヤナイトは一方向には硬く
もう一方向にはもろい特徴があります。
このような石を二硬石というのですが
結晶の方向によって割れやすかったり割れにくかったりするのです。
カイヤナイトはご覧のとおり柱のように結晶する石で
まるでギリシャ神殿の柱のように
神秘的な荘厳さがある石のように思います。
青い成分が水の中のインクのように滲んで見えます。
透明感にあふれ、縦の基本の結晶に
所々横に現れるクラックのラインが
カイヤナイトのシャープな雰囲気をよく表しています。
青いだけのルースでは飽き足らない人に
こんな個性的なカイヤナイトも面白いかもしれません。
鉱物名___Kyanite
サイズ___19X13×4mm
重さ____12.35cts./2.5g
石の処理__天然
原産地___アフリカ
カイヤナイトの原石はまるで古代遺跡から発掘された柱のような表面をしています。壊れやすい脆さと深い藍色が相まって、神秘的な印象を与えます。半透明で表面はガラスのような光沢を持っています。触っていると温かさを感じるのはガラス質の熱伝導ですね。水晶のような透明や半透明の映し出す性質と、藍色の深い精神性が混在している石であり、それがカイヤナイトの二面性となっているのかもしれません。
従順、適応や清浄を表す鉱物とされています。
カイヤナイトの効果に従順や適応といった力があるのは、この石がとても大きな使命の下に人を従わせ導く力があるからかもしれません。集団や組織が担う大きな使命に従わせ目的に向かって一丸となって邁進させる力がカイヤナイトにはあり、理性的な思考や自己規律など持ち主を甘やかさず、怠け者の尻を叩くようなキリっとさせる石です。
こちらのルースはカイヤナイト・ブルーとクリアなガラス質の成分が半々ぐらいに混じり合った石で、カイヤナイトのキリッとした厳しさが若干薄れ、女性的な一面を持っているように思います。修道院のシスターとか寮母とか、厳しいけれどもその厳しさは教え子の行く末までも見つめた真の愛情の裏返しであり、自分を律する習慣や規律などを与えてくれ、後になってそこにあるやさしさや愛情に気づくといった感じです。その効果はすぐに現れることもあれば時間が経って少しずつ身に染みて行くものかもしれませんが、後から振り返った時にその本当の良さに気付き、いつの間にかその時の教えや習慣が自分の考えや行動の基準になっている、そんな深い影響力があるような石かもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | KYA0379LS |