結晶角が入ったファントム・アメジストです。
海外ではレース・アメジストと呼ばれています。
ブルーレースのレースですね。
60カラット以上あるビッグサイズ。
ちょっとした鉱物標本の大きさがあります。
まるで稲妻のようなブラウンのファントム。
こちらの成分は定かではないのですが
アメジストはシトリンとよく共生しているので
この明るいブラウンカラーはナチュラルな
シトリンの可能性もあります。
アメジストのパープル部分は
水中にインクを垂らしたような濃淡が見えます。
半透明なので光にかざすと中の成分を
見ることが出来ます。
ツルツルに磨かれてクラックもヒビもない美品です。
個性的なアメジスト。
もしかしたらシトリン入り?!
普通のアメジストでは飽き足らない方にいいかもしれません。
鉱物名____AMETHYST (紫水晶)
サイズ____46X31X04mm
重さ_____65cts./13g
石の処理___天然無処理
製造国____インド
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。パープルの色が濃いほど貴重で、熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
古代より多くの宗教で紫は高貴な色として見なされていたため、アメジストも同様に高貴な人々に愛されて来ました。
この石を身に着けていると酒に酔わないという迷信は、アメジストが人を理性的にさせるからでしょうか。真実の愛を守る、愛の守護石とも言われています。
霊感を高めるパープルのアメジストと、金運を高めるといわれるイエローブラウンのシトリン。その二つが一つのルースの中で共存しているのは大変稀なことかもしれません。パープルとイエローの二つの水晶。こちらのルースはあまりにもカラフルなのでクォーツであるということを忘れてしまいます。
頭頂部のチャクラを表す紫のアメジスト。アメジストの紫が示す「愛」はスケールが大きく、多くの場合霊感や直感などとして現れるのだと思います。紫色は高貴な色として特別扱いされるのも、直感や霊感があらゆる創造や想像緑の源でもあるから。こちらの石は紫をベースにファントムが紋章のように入っていて、ルース自体がどこかの組織の紋章のように見えてしまいます。
水晶の中のファントムは結晶が積み重なり凝縮された場所でもあります。こちらの石のようにアメジストが一番濃い部分とシトリンのような他の成分が隣合う場所でもあります。鉱物ではアメジストのポイントとその下に群生するシトリンという形で見ることが出来ます。