宝石質のアズライトクリソコラ
ジェムシリカのルースです。
目が覚めるような鮮やかなブルーに
どこかアラビアっぽい幾何学模様。
よく見ると二匹の動物が向かい合っているような
古代壁画のような不思議なデザインです。
キラキラとした白いドゥルージーのポケットが
まるで石の内部への入り口のように開いています。
こちらはアメリカはアリゾナ州で
発掘と研磨をされている職人さんから直接仕入れたものです。
産地から直接買い付け石は石の出自が明確なだけでなく
発掘されてから時間が経っていないので
石のエネルギーもパワフルです。
約90カラットある大きなルース。
ルースにふさわしいゴールドのバチカンをお付けしました。
大きさを考えるとかなりお買い得ではないでしょうか。
鉱物名___Gem slica -Azurite, Chrysocolla & Tenorite
サイズ___42X20X3mm
重さ____89cts./17.8g
石の処理__ナチュラル
原産地___アリゾナ州マイアミ(アメリカ)
セラーさんの解説:ホワイトクォーツとグレーまたはブラックのテノライトが両側に見られるクリソコラ。またボトムにはドゥルージー化したゴージャスなキラキラ光る白いポケットが見られます。裏側にもドゥルージーのポケットがあります。両サイドとも緩やかにカービングされています。
ジェムシリカはクリソコラやマラカイトに珪酸(シリカ)成分であるカルセドニーやクォーツが染み込んで強度が硬化されたものをいいます。カルセドニーが染み込んでいるものはクリアでアゲート質になります。クォーツ化したものはより硬度が高くなります。
それぞれ「クリソコラ・カルセドニー」「クリソコラ・クォーツ」などとも呼ばれ、ジェムシリカはそれらの総称です。ジェムシリカはクリソコラの宝石質とも言えます。
ジェムシリカはアリゾナやペルーなど現在のところアメリカ大陸でしか採取されていない希少石です。類似した天然石に同成分の複合石であるクォンタムクアトロシリカがあります。こちらのアリゾナブルーファイヤーも、クォンタムクアトロシリカのようにジェムシリカから派生した鉱物だと思います。石の定義や解釈は発掘現場と流通市場によって異なることもあります。
これらの石はまだ新しく発見された鉱物なので、これからの時代の新しい役割や使命を担っているように思います。従ってそれがどのような役割なのかはこれから明らかになっていくことで、まだ未知の可能性を秘めている石です。この石の成分や石の定義が複雑なように、その役割や効能も多岐にわたりまだ解き明かされていないように思います。これからこの石の持ち主となる人の人生によって体現され検証されて行くのでしょう。
これまでターコイズが担っていた古い時代の役割がクリソコラに遷移していると言われており、その中でもジェムシリカは新しい地球の未来を率先して牽引している印象があります。そのような役割を担う魂のグループに求められ届けられて行くようです。