うねるような独特の模様が特徴のチャロアイトのルースです。
濃い紫色が神々しいチャロアイト。
チャロアイトは世界三大ヒーリングストーンとも言われる
癒やし効果が高い石です。
ラベンダー色したものほど、ラベンダーの精油のように
高ぶった神経をなだめ落ち着きを取り戻させる力に優れています。
こちらはマイクロクライン(微斜長石)と言われる灰色の長石類が
多く混じっているタイプです。
マイクロクラインはアマゾナイトが属している長石のグループで
長石特有のやさしい力を持つ石。
長石の代表的なものはムーンストーンですがこちらも癒し効果のある石ですね。
チャロアイトには紫色のメイン成分だけでなく
混じり合っている成分もやさしい系統の石が入っています。
40カラットあるのでたっぷりとした大きさです。
先端は少し丸みを帯びてカットされています。
マイクロクラインが少し白っぽいのでムーンストーンを思わせます。
光にかざすと透過し、チャロアイトにムーンストーンが入っていると思えば
この石の個性がよくわかると思います。
鉱物名____Charoite
サイズ____37X21X07mm
重さ_____40.7cts./20g
石の処理___天然無処理
原産地____ロシア
1978年に新種の鉱物として認められたチャロアイトは、その後のニューエイジや天然石ブームの一役を担ったと思います。ラリマーやスギライトなどと共に世界三大と言われる石はすべて70年代に発見されているからです。
ベースにラブラドライトなどのグループと同じ長石が入っており、黒い成分はエジリンです。いくつかの成分が入り混じった複合石ですが、チャロアイトのヒーリングパワーは長石の効果もあるかもしれませんね。
名前の由来はロシアのチャロ川付近で発見されたことによります。
チャロアイトの生クリームをかき混ぜだような模様は、そのまんまチャロアイトのエネルギーを表しているのかもしれません。まるで柔らかいクリームを混ぜているようなやさしいエネルギーをチャロアイトから感じます。見た目と実物の印象が大きく違う石で、三大ヒーリングストーンに数えられるのも納得です。
ささくれ立った心をクリームを塗って治すようなイメージです。ヒーリング効果が期待できるので、医療系などのヒーリングワークに従事される方に人気が高い石です。他人を癒すだけでなく、自分自身が癒されたいという人に必要とされているようです。誰かを癒すというのはとってもパワーがいることで、とても疲れることです。チャロアイトは誰かのために自分を犠牲にしがちなヒーラー自身に癒しの光を注いでくれる石なのかもしれません。