カバンサイトの母岩付き原石です。
星形に花開いたカバンサイトの結晶が
大きな母岩の上にはっきりと見ることが出来ます。
カバンサイトの青い部分も15mmほどあるので
結晶の細部もきれいに見えます。
岩肌に張り付いたような青い花はまるで
山間の険しい岩肌にひっそりと咲く高原植物のよう。
母岩はソファのような形をしています。
まるでカバンサイトがソファに座っているような(^^ゞ
カバンサイトの観賞用に作られたかのようです。
鉱物名___CAVANSITE CRYSTAL(カバンシ石)
サイズ___37x27x17mm
重さ____13.3g
原産地___インド
鮮やかな青色の主成分はバナジウムです。ミネラルウォーターに入っている健康効果の高い成分です。カバンサイトの清々しいブルーは実際身体にも好ましい影響をもたらすのでしょう。
最初に発見されたのはアメリカのオレゴン州で、1973年のことです。かなり新しい鉱物なのですね。翌年にラリマーが発見されており、この時期に青い石の鉱物が立て続けに地上に現れ人類に発見されたということになります。しかし、カバンサイトはその後産出されなくなり、90年代の終りにインドのバナジウムが多い地域で大きな鉱山が発見されました。そのため、この地域のカバンサイトはとても青い色をしています。
カバンサイトは直感力を強くするのに最適な石だとされていますが、それはこの石の青が海の青のように澄んでいるからかもしれません。カバンサイトは直感力を鍛えるだけでなく、恐怖心を取り除く効能があるようですが、イライラしたり神経が高ぶりやすい時に興奮した神経や感情をなだめ抑える力があるように思います。カバンサイトに強く魅かれるとき、癒しの力を感じているのかもしれません。