ペルー産のピンクオパール。
ピンクオパールとして流通していますが、鉱物名はパリゴルスカイト。
近年になってコモンオパールではなく別の鉱物だと発見されましたが今でもピンクオパールと呼ばれています。
ペルーと言えばはブルーオパールの産地でもあります。
コモンオパールによく似た石が採れるのかもしれません。
こちらは大きなタンブルですが、原石の感じが残っているものをお選びしています。
滑らかに研磨されていますが、所々空洞が見え、石の内部が垣間見えます。
発色の美しいピンクオパールは珍しく、この大きさで贅沢に研磨されているものは一期一会。
こちらは昨年のミュンヘンショーでリリースされたもの。
大きなサイズのタンブルは見応え、触り応えがあり、直感を刺激し豊かなイマジネーションをもたらしてくれます。
Palygorskite
65x47x37mm
120g
ペルー産
ピンクオパールは、コモンオパールという透明度のないオパールに属します。火山岩や堆積岩の隙間に熱水が沈殿して石化したもの、微生物などの有機体が石化したものがあります。やさしいピンク色を持つピンクオパールは、女性性を高める石の一つとして有名です。
キラキラとした遊色を持たないコモンオパールですが、硬い石なのにやわらかい雰囲気を醸しだす不思議な魅力がコモンオパールにはあります。石なのに柔らかい雰囲気を与えるため、持ち主をリラックスさせる働きがあるのかもしれません。
ボルダーオパールなどオパールの名産地であるオーストラリアや、ブルーオパールで有名なペルーなどが主産地です。パリゴルスカイトは鉱物的にはコモンオパールではないですが、その美しい発色とコモンオパールによく似た感触からピンクオパールとして流通しています。
柔らかみのある感触と、美しい桃色。愛の石と呼ばれるピンクオパールは、とても幸せな感情を呼び起こしてくれます。赤ちゃんの肌のようなさくら色は、人の心を柔らかくし豊かな愛情のイメージや幸福感を思い出させてくれます。タンブルの魅力は何と言っても触ることが出来ること。見るだけでなく触って握りしめることで、石をより身近に感じることが出来ます。大きなサイズのタンブルは、イマジネーションを広げてくれるため個人レベルでのヒーリングだけでなくより大きな意識世界へのアクセスをもたらしてくれるでしょう。ピンクオパールが象徴するような愛の意識も、個人の想いや意識を通してより大きな集合体へイマジネーションを広げてくれると思います。
ピンクオパールの桃色はヒーリングの主体でもある女性意識や女性性を象徴しています。女性性の抑圧は男性も女性も抱えている問題で、私たちの生きる世界と対立しています。ピンクオパールから得られるイマジネーションや直感は持ち主となる方に多くのヒントを与えてくれるのではないでしょうか。
通常は入荷してすぐにお出しすることはないのですが、ピンクオパールはこれから迎える新しい時代の切り替わりに必要な石だと思いました。ぜひピンクオパールからのメッセージを受け取って頂きたいです。