赤いジャスパーがアゲートと混ざり合ったブレシエイテッドジャスパー
こちらはアゲート化が進んでおり、ジャスパーというよりほぼアゲートなのですが
ブレシエイテッドジャスパーは元々アゲートも入っているようです。
Brecciated とは角礫化したという意味
角のある礫ということで、こちらのように四角い礫が集まった石のことのようです。
こちらのように鮮やかな赤色は珍しく、またほぼアゲート質になっているため
透明感がありインクルージョンの彩度も高いです。
裏側もフォトジェニックで、とても絵画的な美しさのあるルース。
赤い帯のようなイメージは華麗で少し日本美のような和のイメージもありますね。
産地は不明ですが、オーストラリアが主産地のようです。
アゲート化しているので表面はツルツルで軽いです。
滑らかに研磨されています。
Brecciated Jasper, Agate (碧玉)
34x24x5mm
38cts./7.6g
インド(製造国)
ジャスパーは古来より非常に強い守護力を持つと言われ、太陽のような真っ赤な色が強いパワーを授けると考えられたのかもしれません。レッドジャスパーには石英やオニキスなどの成分が含まれており、主成分の赤い鉄分と混じり合って、鉄壁のような防御を授けるのかもしれません。
同じジャスパーの一種でもあるムーカイト同様、赤い大地を象徴する石でもあり、グラウンディングに最適でもあります。赤は股の間にある第一チャクラを示します。
ビビットな赤は辰砂の朱色のようで、神社の鳥居など日本の建造物を連想させたり、赤い帯や褌を想像させます。この色は古来より私たちにとても馴染みのある色なのかもしれません。霊的な力があるとされ、魔除けにもなっています。血液のような赤は強い生命力を感じさせます。暑い真夏にぴったりです。