ダルネゴルスクから届いたクォーツ・クラスター。
まるで月の光のような輝きを持ちます。
初めて出会った時に強烈に惹かれ、月の光のようなシルバーの輝きに驚きました。
ダルネゴルスク産は成長干渉があるため奇妙な形の水晶が多いのに、こんなに真っ直ぐにクリアに成長した水晶もあるのだなあと。
銀色のようでくすんだゴールドのような透明感のある輝きは月の光そのもの。
とてもエレガントでフェミニンな水晶です。
ポイントには石英が付着しています。
柱面に小枝のように生えるポイントはヘデンバーガイト・イン・クォーツにも見られるもので
ダルネゴルスクと内モンゴル産のクォーツで特徴的です。
そしてこの大きさ、太さなのにシンギングクリスタルなのです。
表面には成分の付着や模様が見られますが、中身はとてもクリアなのかもしれません。
石英の粒はリビア砂漠の砂のよう。
キラキラと光り、月の表面のようなシルバーな輝き。
表面にはたくさんの斑点のような水玉模様が現れているのですが、これは成分の付着ではなくて、もしかしたらグリフなのかな?と思います。
たくさん並んだダルネゴルスク・クォーツを眺めていると、北を指しているような、まるで北極星を指しているような伸びを感じました。
調べてみると、水玉模様のようなグリフはポラリス(北極星)という情報があり、驚きました。
まるで月の石のようなたくさんの石英。
月の地質の半分はSiO2(二酸化珪素)だそうで、石英は二酸化珪素が結晶化したものです。
ということは、月の地質の半分は石英の成分から成り、石英に月の表面のような銀色の輝きがあるのも、それを感じるのも、月にはたくさんの石英があるからかもしれないのですね。
私のリーディングでは、月はシリウスと深い関係がありますが、そこに北極星も関わって来るようです。
シリウス、月、北極星とたくさんのメッセージを持つダルネゴルスク・クォーツ。
ヒーリングやチャネリングに適した大きくてきれいな水晶はダルネゴルスク産ではあまり多くないと思います。
こちらは月やシリウスなど様々な星とのチャネリングによいでしょう。
Quartz, Crystal Point(水晶、クリスタル)
109x78x47mm
167g
Dalnegorsk, Russia
ダルネゴルスクの水晶はカルサイトなど他の鉱物が成長時に干渉するため、とても奇抜な形をした水晶が生まれます。インターフェレンスクォーツ(成長干渉水晶)とも呼ばれています。産地の特徴は同緯度にある西の内モンゴル産と近いものがあります。ダルネゴルスクの市章は水晶のロゴで、植物のような珍しい形の水晶の名産地でもあります。
ダルネゴルスク産と内モンゴルの水晶は、産地も比較的近いためよく似た特徴を持っています。
ユーラシアにはシリウスのエネルギーが降っていたそうですが、この二つの産地にはどこか植物のようなフォルムがあり、シリウスのサインを感じます。
キラキラと眩しく光る石英の粒を見ていると、月の表面を見ているかのようです。月の石のようなダルネゴルスク・クォーツ。石英質のサハラ砂漠は、月の衝突「ジャイアント・インパクト」が起きた場所なのでしょうか?また、北極星との関連は何を意味するのでしょうか?
北極星は地球の地軸の先にある星で、北極に一番近い星を指します。天体の歳差運動のため、北極点も移動し、北極星も何千年毎で変わるそうです。
地球の傾きは月の衝突によるジャイアント・インパクトによって生まれたと言われます。北極星との関連も、月の衝突を示唆しているのかもしれません。
ヒーリングを通してトラウマのことを考えると、月の衝突こそ私たちの生命の母体である地球の最大にして最古のトラウマだろうと思います。これによってやがて私たちの生命が誕生し育まれることになるわけですが、地球上に生きる私たちはそもそもその宿命から逃れられないのかなと思います。
毎年シリウスの冬の大三角が見られるこの季節になると、シリウス関連の水晶が気になって来ます。今年はあまり出番がありませんでしたが、やはりシリウスの季節になると思い出します。