ピンクスティルバイトとカルセドニーの結晶が共生したクラスター。
六角形のカード状のスティルバイトとバブル状のクリアなカルセドニーがそれぞれ見事に結晶しています。
ピンクスティルバイトがこんなにきれいな形で結晶している標本は大変珍しいです。
束沸石と呼ばれるスティルバイトは、束状のものが多いので。
パステルカラーのベビーピンクとグレーの透明感。
ピンクスティルバイトは薄いプレートがいくつも重なったような結晶で、サイドは半透明。
塊状のカルセドニーもキラキラしていて、とてもまばゆい結晶なのです。
どこにも欠けや崩れのない完璧な結晶クラスター。
儚げな見た目ですが、とても硬く硬度もあると思います。
インドは沸石の一大産地で沸石王国とも呼ばれ、年々新種の沸石が発見されているのだそう。
スティルバイトのピンク色はこちらもありますが、穏やかなバイブレーションを運んでくれる女神石、ゴッデス・ストーンのように思います。
Stilbite, Chalcedony(束沸石、玉髄)
88x50x37mm
93g
Maharashtra, India
スティルバイトは、ゼオライトグループの一種で、花崗岩などの割れ目に他のゼオライト類と共に共生します。結晶は劈開性があり、平らです。名前の由来は微光を放つという意味のギリシャ語のstilbeinから来ています。
ゼオライト(沸石)とは加熱すると水分が分離し沸騰しているように見えることから名づけられた名前です。zeoはギリシャ語で「沸騰する」という意味です。火山岩に多く見られ、水分を多く含む土壌で熱がある所で産出されます。沸石は鉱物グループの中でも種類が多く、50種類以上に分類され、アポフィライトやカルセドニーと共生し、スコレライト、スティルバイト、ヒューランダイトなど年々新しい沸石が増えているそうです。
スティルバイトは、直感力が強まったり、肌や喉に関わる不調を改善する働きがあると言われています。人格形成の基盤を作り、明晰さや叡智に富んだ思考を授けると言われています。
ベビーピンクというか、少しオレンジ色がかっているピンクスティルバイト。結晶の形が見事で一目惚れで購入したものです。羽根のようにも見えますし、DNAの二重らせんのようにも見えなくもありません。エネルギーの方向に沿ってクラスターが出来上がっているのでしょう。
人肌のような色味と卵子のような粒状の形の結晶は、女性的なイメージをふんだんに入っています。一方で化学式のような六角形の構造や銀河の輝きのような結晶は、どこか宇宙の智のような知性を連想させる所も。
手に握りやすい形にもなっていて、硬度もあるのでヒーリングワークにもご利用出来ると思います。
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型番 | STB0461SP |