ブラジルのバイーア産のレムリアンシード。
ファセットはノンポリッシュで、白いインクルージョンのファントムです。
背面に集中している白いインクルージョンが、水晶の成長と共にファントムを形成しているのがよくわかります。
セラドカブラル産のように古い表皮のような表面と、彫刻のように立派なレムリアンレッジ。
ですがバイーア産にもこのようなタイプがあるんですよね。
私も初期に大きなサイズのポイントで持っています。
八角形のグラウンディングと呼ばれるメインファセット。
その名の通り、とてもどっしりとした落ち着きのあるポイントです。
バイーア産らしいシルバーの輝きが、お尻のセルフヒールドされた面からよく見えます。
エッジが結構鋭く、小さな虹も下の方に見られます。
キーワードは心の成長によるグラウンディングといった所でしょうか。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
118x40x31mm
212g
Alegre mine, Bahia, Brazil
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されています。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
ピュアな光を宿すバイーア産のレムリアンシード。セラドカブラル産よりもフレッシュで瑞々しさに溢れています。バイーア産のレムリアンシードも発掘量が増え広まるようになりましたが、高品質なため人気も高いです。バイーア産のレムリアンの内側の輝きを知るにはポリッシュが一番かもしれません。