ディアマンティーナのライトニングクリスタル。
雷水晶です。
レーザークォーツの産地でもあるディアマンティーナ。
落雷が多い地域だったそうで、ライトニングクリスタルの産地でもあります。
こちらは雷の衝撃がわかりやすいライトニングクリスタル。
上から下へ、鎖状に走っているのがわかると思います。
ライトニングクリスタルを続けて出していますが、落雷の衝撃によって水晶が覚醒したような印象を受けます。
柱面の表皮が別の被膜で覆われたような...
光と熱の衝撃によって溶けただれたのかもしれませんが。
見ようによっては火傷の痕のようでもありますし、皮膚の再生のようにも見えます。
ライトニングクリスタルらしい、条線の乱れや山型に盛り上がるグリフの発生など。
一般的な水晶の成長ではあまり見られない混乱や独特の模様が見られます。
照り艶が出て来るのも特徴です。
表面の照りや山型のグリフは
プラシオライトの雷水晶にもありましたので、高熱の変化かなとも思います。
こちらはファセットには大きなストライプ状のレコードキーパー
また衝撃によって欠けた部分に再成長(再結晶化)が起きていて、盛り上がっています。
そういう意味では、ある種のライトニングクリスタルは、雷の衝撃による覚醒、からの再結晶水晶でもあります。
覚醒や啓発を促す作用があると思います。
水晶内部にインクルージョンが入っているみたいなのですが、クローライトっぽく見えますし、棒状なのでトルマリンにも見えますがわかりません。
Lightning Crystal, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
91x40x30mm
140g
Diamantina, Minas Gerais, Brazil
ブラジルのディアマンティーナは雷水晶の産地でもあり、大昔にこのエリアにたくさんの雷が落ちていたとか。レーザークォーツのライトニングクォーツもあり、ディアマンティーナは「雷」や「レーザー」といった光の攻撃を意味する示唆に溢れています。
強い熱量や高熱による衝撃によって、水晶が覚醒し、傷を癒すように再結晶化されます。癒しの力に目覚めた水晶でもあり、水晶のそういった力は持ち主にも作用し働きかけることでしょう。
ライトニングクリスタルは石の再覚醒のような作用があったと思います。光や熱の衝撃によって鉱物が化学変化を起こすことは知られています。タンザナイトのブルーが雷によって生まれたように、強い衝撃を受けたクリスタルは独自の変化や目覚めを経験していると思います。
水晶の体験は持ち主の潜在意識にも作用しシンクロさせると思います。覚醒や啓発、癒しや再出発など、潜在意識に働きかけたり刺激する力が雷水晶や雷水晶の再結晶水晶は高いのではないかと思います。