透明度の高い良質な水晶が採れるヒマラヤ産の水晶
メタフィジ的な要素があるものをご紹介しています。
天頂の方に深いラインが刻まれていて、まるでピラミッドのような形になっている珍しいファセット。
メインファセットが大きく形もよくて、よく見るとレコードキーパーも二面に現れており、形のよいクリスタルです。
柱面にはとても不思議な模様というかグリフがありまして...
ブロック状の四角い升目のようなグリフが背面に上部にあって、とても珍しいです。
他の面も少し溶けたようなただれた感じのレッジになってまして
これは横の条線に対して上からの何か、力のようなものが加わっているのかなと思います。
動画の方が輝きや透明感がよくわかるかもしれません。
ご覧になってみてください。
メタフィジ的なクォーツはブラジル産に多く、小さなポケットから手掘りで産出するヒマラヤ水晶はバラエティに富んでて、あまり共通したものがありません。
ほとんどのヒマラヤ水晶はグリフのようなものはなく、ひたすら透明感と形の美しさが際立つ石なので、珍しいと思います。
動画はこちら
Quartz Crystal(水晶、石英)
98x40x32mm
183g
Manihar Mountain, Kullu district, Himachal Pradesh, North India
インド亜大陸がユーラシア大陸にドッキングして生まれたヒマラヤ山脈。その激しい造山活動によって生まれたのがヒマラヤ水晶です。地中の亀裂(ベイン)に染み込んだ石英から生まれる水晶は、小さなポケットが多く、一度にたくさん採れません。ヒマラヤ水晶は様々な形をした個性的な水晶が多いのですが、違うベインからは異なる形の水晶が発掘されるためだとか。そのため、バラエティに富んでいてユニークな形が多いのでしょう。
透明度の高い水晶だけでなく、クローライトを含んだガーデンクォーツや酸化鉄を含んだピンククォーツも発掘されています。ボルテックス(渦)を巻いているクラスターなど珍しいクラスターもあります。
産地のガネーシュヒマールは、近郊の産地も含み、透明なクォーツはネパールのTipling、クローライトが入ったものはLapaなどネパール産で、ピンククォーツはインドのパールヴァティ渓谷のマニラカンやマニハール産だそうです。
ヒマラヤ水晶の一番人気は以前は日本だったそうです。最近は世界的な人気が高まって需要が拡大しているようですが、真冬の真水のような透明感と冷たさは、持ち主にもそれなりの覚悟がいるような所があると思います。ただきれいなだけじゃない、美しいだけじゃない迫力がヒマラヤ水晶にはあり、霊的な雰囲気が強い石で、早くからヒマラヤ水晶の冷静に反応した人が日本には多かったのかもしれません。
ヒマラヤ水晶には柱面の変化を見ることはほとんどないのですが、こちらはブラジル水晶のようなグリフがが現れたり、条線が面となって現れたり、とても示唆的な水晶です。熱水などの影響もあるかもしれませんが、私は条線を邪魔するように入った面の干渉のある水晶にはなぜか注目してしまいます。大きな圧力の証かもしれませんし、そのような水晶には必ず他にも不思議な印が現れてたりしますので。こちらもただ輝きが強く透明感が美しいだけでなく、とてもメッセージ性のある水晶のような気がしています。
販売価格 | 44,000円(税込) |
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型番 | CRY554PO |