表面に粉を吹いたような白いクォーツが付着している、高千穂町産の両剣水晶のツイン(コンパニオン)。
高千穂町の岩戸川を挟んで西側から採掘される石で、高千穂天照水晶と呼ばれています。
聖性を感じさせる白さが、絹のような優美さ。
長襦袢のような女性的なイメージ
和の雰囲気がありますね。
この白さはカルサイトとカオリン(カオリナイト)だそうです。
やはりカルサイトの影響あったのですね...
カルサイト干渉があると水晶に個性的な成長を促します。
水晶を包み込み、セルフヒールドやセルフクリスタライズドを促します。
漆喰のような白さと手触りが、水晶をまるで彫刻のような美術品にしています。
尖った先端と平らなタビーの陰陽のある両剣水晶でもあり
貫入もしているもう一つのポイントも陰陽がある陰陽ツイン
一番大きなメインファセットはシャベル型になっていて、レコードキーパーやトライゴーニックのような印も
さらにもう一つのファセットが再成長しています(虹入り)。
メッセージ性の高い水晶にありがちなのですが、とても要素が多いです。
小さいけれどすごいんですよね...
ロシレムに通じるものがあります。
ショップを始めてすぐの頃、宮崎水晶をご紹介していました。
その素晴らしさに感銘を受けましたが、流通が確立されておらず、入手困難でした。
あれから数年が経ち、宮崎水晶のブランドも生まれ、入手可能になりましたのでご紹介しております。
採掘量が少なく今後の産出も不明なこと、天孫降臨の伝説のある産地のため、非常に高価です。
ただ、特徴的な形状や神秘的な佇まいなど、示唆に富んだ石が出て来るようになったのは、この産地が特別でもある所以だと思います。
宮崎県の深い森の奥を手掘りで採掘されています。
採掘者による原産地証明書を添付いたします。
Quartz, Crystal(水晶、クリスタル)
35x15x13mm
7.5g
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸
産地証明書付
原産地の宮崎県は阿蘇山や新燃岳のある霧島の間にある山間部です。常に噴火している桜島やスーパーパワーを持つ阿蘇山などの活火山がある九州はとても地殻変動が大きい地域だったでしょう。水晶のような鉱物は古代に地殻変動があった断層帯で産出されます。九州南部は鉱物に恵まれた地域かもしれません。
宮崎水晶は高千穂町や西米良村板谷など、熊本県との県境の山麓で採れる高品質な水晶です。また大分県との県境になりますが、祖母山も水晶の産地で、大分県側ではまりも水晶が採掘されています。まるで宮崎県を囲うように水晶の名産地が点在するのは、それだけ険しい山地でもあるからです。実は宮崎県は天孫降臨神話にふさわしい水晶の名産地でもあるのです。
クリアで輝きの強い水晶は西米良村板谷(水晶)、不思議な形の水晶やキャンドルクォーツが高千穂や祖母山で採掘されています。またスモーキークォーツやアキシナイトなどの鉱物も産出されています。
宇宙を背景に撮影した時、逆さにしたのは、まるで光が地球に向かって差しているようなイメージが湧いたのかもしれません。それはどこからの光なのか...最近見たビジョンでは、リラの光かもしれません。遠い所から届く閃光のような光。魂に送信されている電波であり、現世を超えて魂が歩んだ全ての時代と人生に関して、啓発や気づきを促します。
レーザークォーツの鋭さはアイスピックのような鋭さで、邪気を祓い守護しますが、同時に光のソードでもあり、アンテナのような受信送信ツールです。高千穂天照水晶が、太陽神の天照水晶という名前が付いているのも、光を放ち受ける光の石だからかもしれません。
両剣水晶でもあり、「剣」でもある天照水晶は、聖剣のように切り裂き、光を受ける水晶です。