ラベンダー色の模様がラブリーなレピドライトです。
ラベンダーの花のように
一つの石でピンクになったり薄い紫になったり
乙女心をくすぐるとってもフェミニンな石です。
ラベンダーの花の色が一つに詰まったような石。
明るい所だとピンクに見えて
暗い所だと藤色になります。
楕円形の大きなサイズです。
全体に渡ってパープルピンクが濃く表れています。
目だったマイナス要素もなく
パープルピンクの発色も美しい美品です。
鉱物名___Lepidorite(リチア雲母)
サイズ___43X30×4mm
重さ____54.4ct./10.9g
石の処理__非加熱
製造国___インド
雲母の一種で、花崗岩などと一緒に産出されます。含有するリチウムによって、ピンクや紫、白や灰色の石があります。原石は板状に薄く剥離するのが特徴です。レピドライトのルースも、カイヤナイトなどと同じ一定の方向にヒビが入りやすい劈開性がある石の一つです。
古来より「変革の石」と呼ばれ、そのような時期に身に着けていると大きな抵抗もなくすんなりと変わることができると言われています。心臓に作用し、筋肉の増強や安眠をもたらすとされています。
硬度が高い石ほど宝石になるので、低い石ほどジュエリーやアクセサリーに加工しにくく、そのためラピスラズリのような顔料として重宝されるような特別な価値がなければ重要視されないことが多いですが、実はヒーリング・ストーンとしては硬度が低いものほど持ち主に同調しやすく、ヒーリング効果がずば抜けていると思います。
硬度が高い石ほど持ち主にパワーを与え、低い石ほど持ち主の身代わりになって癒し効果を発揮します。
そういう意味では、レピドライトが「変革の石」とされ、この石を持つことで変化の渦に巻き込まれたという話があるのも納得です。しかも、変化の渦中にいながら、当人がそれほどストレスを感じないのも特徴で、逆に石の方がどんどん変化するといった具合です。持ち主の身代わりになって変化を受け止めてくれるのかもしれません。
一見地味でやさしい色合いをしているため、強烈に人を引きつけるようなタイプではないですが、実はその良さがじわじわ来るタイプです。ピンクになったり薄紫になったり、色味も変わりますし、キラキラと光るラメは実はこの石が隠れた華やかさを持っていることに気づかせてくれます。変革を引き受ける力もあり、カワイイくせに中々やるな、という感じです。