その名の通りシマウマのような白黒の模様が入ったジャスパーを
ゼブラジャスパーというのですが
こちらはあまりシマウマっぽくない
ブラウンカラーのゼブラジャスパーです。
カプチーノ・ジャスパーとも言われています。
まるで大陸の大きな岩肌のようなデザインとカラー。
ブラウンやベージュをベースに
赤味がかった部分が少し紫っぽくも見えて
ゼブラジャスパーはモノトーンのシンプルなデザインですが
こちらはとてもカラフルです。
とっても野性味に溢れ、原始的なエネルギーに溢れた石ですが
ゼブラジャスパーのルースは比較的珍しいと思います。
同じカプチーノジャスパーもビーズには多いです。
表面はツルツルに磨かれてきれいにカットされています。
ナチュラルなマクラメ編みによく似合いそうです。
鉱物名____Zebra Jasper, Cappuccino Jasper
サイズ____35×24x5mm
重さ_____36.9cts./7.4g
石の処理___天然無処理
原産地____アフリカ
バードアイと同じくゼブラジャスパーも主産地にメキシコがあり、メキシカン・ゼブラジャスパーと呼ばれています。ゼブラジャスパーの多くは白黒のモノトーンで、だからこそシマウマという名が付いているわけですが、ブラウンカラーのものもあり、カプチーノ・ジャスパーとも呼ばれています。こちらの石のようにブラウンやその他の色が入っているとオリジナルのゼブラジャスパーとはまったく違う印象の石になります。むしろ大理石に近いデザインです。
ゼブラジャスパーは疲れた心に活力を取戻し、試練や困難を克服させる力があると言われています。ジャスパーがもともと大地にしっかりと根ざしたエネエルギータイプなので、一歩一歩めげずに前進していく、といったメッセージがあります。
ジャスパーは大地との繋がりが強い石なので、そこに岩肌のようなデザインが現れたものは土そのもの、陸や大地そのものといった感じですし、更に私たちが土の上で直に暮らしていた時代の太古の記憶にまで作用する力がある気がします。社会という枠組みは安全をもたらしてくれますが、その対価として時として自由がなく、エネルギーも枯渇するものです。ジャスパーのような深く大地に繋がる石を持つとき、そのような枠組みから無意識レベルで自由になり、別の所から自然のエネルギーを吹き込まれるのかもしれません。
ホロスコープで例えれば、こちらのジャスパーのような石は地のサインに属すると思います。牡牛座の季節が終わろうとしていますが、まさに地の不動星座の牡牛座にふさわしい石かもしれません。そういえばシマウマもウシもともに偶蹄類でともに白黒のツートンカラー。ゼブラジャスパーの中にはシマウマというよりウシのマダラ模様に近い物もあるので、もしかしたらゼブラジャスパーは牡牛座っぽい石なのかもしれませんね。牛の歩みを牛歩といいますが、ゼブラジャスパーには牛歩のようにゆっくりだけれども確実に前進し、困難を潜り抜けて行く力を感じます。ウシもウマもともに人類の生活にはかけがえのない生き物で、村落に置いては今でも富の象徴です。