ルビーの結晶の形に添って
光に反射したシャトヤンシーが現れるスタールビー。
こちらは☆というよりも*のような感じで現れます(画像2枚目)。
四条、五条のシャトヤンシーが光に反応して
結晶に沿って放射されます。
赤いルースの上に光に反射して現れるシャトヤンシーは
ベリーのようなスタールビーに強い輝きを与えます。
天然石のルビーは宝石のような透明感はありませんが
その分まるで血液のように赤味が濃く存在感があります。
きれいに研磨されアクセ用にカボションカットされています。
表面のセンターが高くなっておりそこと頂点に
横から見るとサーカスのテントのような五角形の台形に
カットされているのが面白いです。
スタールビーが五角形の結晶を持つからでしょうか?
60カラット以上あるビッグサイズでペンダントに最適です。
このサイズでカボションカットされたスタールビーは
中々珍しいのではないでしょうか。
鉱物名___STAR RUBY(紅玉)
サイズ___直径20mmX高さ12mm(底直径17mm)
重さ____61.1cts./12g
石の処理__ナチュラル
原産地___アフリカ
コランダム類の内、クロムが入って赤色のものをルビーと呼び、チタンや鉄が入った青色のものはサファイアになります。六角形の結晶構造を持ち、そのため光に反射すると結晶面に従って☆型のスターが現れます。
勝利の石と呼ばれるルビーは、戦いや論争などで勝利を収めると言われています。そのため古来より戦場での御守り石として携帯されていたそうです。
心臓や血流をよくする効果があり、低血圧を改善する力があると言われています。
その昔は戦場の女神たち、女戦士たちがルビーを携えて戦に参加していたかもしれません。ルビーにはそれほど持ち主を奮い立たせ、血気盛んにさせる力があると思います。勝利の石、女王の石とでもいうべきルビー。勝気で勝負強く、負けん気の強い暴れ馬、じゃじゃ馬という感じです。
フランス国旗を掲げた勝利の女神の絵が有名ですが、古代の戦場には女性が何らかの形で参加していたように思います。それは勝利を導く巫女的な役割だったかもしれませんし、男女問わず駆り出されていたのかもしれません。勝負運を授けるルビーに女神のイメージが強いのは、戦いを招く存在も案外女性や女神だからかもしれません?
アメリカや中国など国旗に☆を掲げる国も多いです。赤色は勝利を、星は希望を表し国の存亡には欠かせない印。スタールビーはこれから大きなチャンスや転機を迎えている人、心機一転やり直したいと思っている人に再起のチャンスや何者にも負けないエネルギーを与えてくれるでしょう。
心臓や血流に作用するルビーですが、逆に心臓や血行が悪くなるとすべての調子が下降します。ルビーのエネルギーは心身共に持ち主を奮い立たせてくれると思います。