珍しいドーム型のラウンドカットのアクアマリン。
マリンブルーが清々しく、夏の暑さに欲しくなるルースですね。
涼しくなりたいです(^^ゞ
ナチュラルなアクアマリンはキラキラとして
儚げな印象のルースが多いのですが
こちらはアクアマリンにしてはどっしりとした重厚感があります。
61カラットのビッグサイズのアクアマリン
ビー玉や飴玉のようにツルピカな照り感があります。
内部に結晶のラインが端から端へ三本入っているのですが
羽根のように見えるのが面白いです。
天使の石と言われるアクアマリンらしいですね。
滑らかに研磨されカットされています
アクアマリンはナチュラルなものだとガラス質のため
クオリティが不安定なものが多いのですが
こちらは厚めにカットされておりビー玉のようにズシリとした安定感があります。
鉱物名___ AQUAMARINE(藍柱石・藍玉)
サイズ___25X25X15mm
重さ____61cts/12.2g
石の処理__非加熱
原産地___エチオピア(アフリカ)
ベリル種に属し、エメラルドやピンクベリルと呼ばれるモルガナイトと同じグループです。エメラルドは緑色のベリル、アクアマリンは青いベリルです。緑色のエメラルドを熱処理によって青いアクアマリンにすることも可能で、それほど互いに近い石でもあります。アクアマリンも石によっては青緑色に見えることもあり、この移ろいやすい色味がアクアマリンの魅力かもしれません。
幸せな結婚生活を象徴するアクアマリン。夫婦を和合させる力があると言われています。持つ人の精神をなだめ、傷ついた心を涙で洗うような強い癒しの効果があります。
また、視力回復や目の不調を癒すとも言われています。アクアマリンの透明度の高いブルーは、目の疲れによさそうです。
サンタマリア・アクアマリンはアクアマリンの中でも最高級の品質のもので、一般的にはサンタマリア・アクアマリン
またはサンタマリア・アフリカーナと呼ばれ、アクアマリンの中でも特にマリンブルーが美しいものを指します。
海の泡の雫のようなアクアマリンのマリンブルーは、見る人に爽快感をもたらしてくれる石です。まるで清涼水を浴びたようなクリアなエネルギー。一方で、海の泡飛沫のようなはかなさがあって、持ち主を護るために身代わりになるような犠牲心に富んでいます。星座で言えば魚座を象徴する石で、清濁併せて受け止め浄化します。
アクアマリンはとくに、生まれる前の子供を失った女性の心を癒す力があり、天使たちと同調する石でもあります。
アクアマリンのブルーはピュアな青さですが、少しグレーかかったブルーかなと思います。原色のブルーとは違って、パステルカラーな淡いブルーですが、少し影のある青さとでも言いましょうか。アクアマリンの儚げな印象は、どこか悲しみを秘めているように見えるからかもしれません。海の青はとても癒されますが、海は多くの人の命も奪う場所でもあります。魚のように海の中で過ごせない陸の生き物である私たちは海への憧れとともにその怖さも知っています。海はどこか人の生と死の境界のような、有限と無限が出会う場所なのかもしれません。