こちらはスェーデン産のロードナイトなのですが、蛍光鉱物であるウィレマイト入りです。
薄茶色の成分がウィレマイトだと思います。
ウィレマイトはカルサイトに入ったフランクリン産のも当店では扱っています。
フランクリンでもロードナイトと共生していますね。
こちらのスェーデン産の鉱山でも同じなのかもしれません。
ロードナイトにしては明るいピンク色。
同じ原石を持つなら蛍光鉱物が入っていたりすると面白いと思います^^
スェーデン産の鉱物も珍しいかもしれません?
Stone marbleでは初めてかもしれません。
コレクターさん向けですね。
御影石のようにキラキラと光り、破片は鋭く尖っています。
画像はUV短波です。
ところどころウィレマイトが蛍光しています。
混合鉱物に紛れ込んでいるため蛍光することで姿を現します。
鉱物名___Willemite in Rhodonite(マンガン珪酸亜鉛鉱)
サイズ___30x24x8mm
重さ____7.7g
原産地___Garpenberg Norra Mine(スェーデン)
ウィレマイトは薄茶色の地味な石で、他の鉱物と共生して発掘されます。珪酸亜鉛鉱はウィレマイトのことで、通常微量のマンガンを含み、多く伴うものはマンガン珪酸亜鉛鉱と呼ばれます。バラ輝石(ロードナイト)やフランクリナイトと共生します。
アメリカのフランクリンが産地として有名ですが、スェーデンのGarpenberg Norra鉱山でも産出されるとのこと。Garpenberg Norra鉱山は銅や亜鉛を産出するスェーデン最古の鉱山で13世紀から稼働しています。現在も稼働しており、その他多くの鉱物が産出されます。
一般的なウィレマイトでも他の鉱物と共生して単独でみられることはほとんどなく、その姿も鮮やかで存在感のある他の鉱物の影に隠れているめ明らかではないのに、蛍光すると突然姿を現し明るく蛍光するため、複合鉱物でもこの石の名前が主役になっているというとても面白い鉱物です。
ウィレマイトに関しては、蛍光鉱物ということもあって、閃きや感性など脳を刺激するような効果がうたわれています。オパールの蛍光に通じる所があり、やはり見えない波長のようなものを脳に送っているのかもしれません。ロードナイトと共生していることが多く、蛍光させなくてもロードナイトの美しい桃色を堪能出来ます。
なぜか蛍光鉱物とご縁ができ、ウィレマイトをルースでも原石でも仕入れてしまいました(^^ゞ
しかも両方とも去年の春にやって来て、特に蛍光鉱物にこだわったわけではありません。興味を引かれた石がたまたま蛍光鉱物だったのですが、突然蛍光鉱物が重ねてやって来るのは、蛍光鉱物には何か特別な意味や力があるのかもしれません。暗闇の中で特定の波長で光り出す輝きは、まるで雷を閉じ込めたような印象です。蛍光鉱物の波長、蛍光する輝きにはたとえば松果体を刺激するような目に見えない作用があるかもしれません。
短波のUVライトの緑色を見ているとまるでカエルのような緑色ですね。調べてみたところ、最近蛍光するカエル、発光するカエルが発見されたそうです。松果体は魚や両生類にもあって、光を受容し内分泌系によって情報を体内に伝達しています。
大地が割れるような熊本地震が起きた時に引き寄せられるように購入したウィレマイト入りの石たち。特定の波長に反応する蛍光鉱物は宇宙の響きを示唆するような未知のシグナルを秘めていそうです。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | RHN0366RH |