柔らかい慈愛の輝きを見せるモロッコ産のアメジスト
ピンク色も混じっていて、フローライトにもよく似た輝きです。
キラキラとしたクラスターの中には微小のゲーサイトが入っていてアクセントになっています。
南米産のバイオレットな紫も圧巻ですが
こちらのような薄っすらピンクの藤色のアメジストも女性らしい母性的な輝きがあって、とても魅力的です。
世界中のアメジストをコレクトしたいと思う程(笑)
アメジスト好きが高じて、珍しいアメジストを見つけるとついつい入手してしまいます。
アメジスト・コレクターにオススメの一品です。
AMETHYST, GOETHITE (紫水晶、針鉄鉱)
58x46x22mm
43g
Tizi n Tichka, Morocco
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。パープルの色が濃いほど貴重で、熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
古代より多くの宗教で紫は高貴な色として見なされていたため、アメジストも同様に高貴な人々に愛されて来ました。
アメジストは漆黒の闇を持つ宇宙と、明るさを持つ地球の境にある色で、宇宙に一番近い色というイメージです。太陽から送られて来る熱エネルギーも紫外線として紫色の波長を持っています。宇宙や惑星といった地球外のエネルギーが情報として流れて来る時、紫色を帯びるのかなと考えたりします。
スピリチュアルな力があると言われるオーラライト(サンダーベイ・アメジスト)もヘマタイト入りで、こちらのゲーサイト入りのようにアメジストに鉄鉱系のインクルージョンが入っているとより惹きつけられるものがあります。
藤色のアメジストを見ていると、この光は宇宙線のような宇宙からの光のように思えて来ます。まるで宇宙からのエネルギーを浴びて生まれた鉱物のよう。紫が頭頂のチャクラの色のように、アメジストの輝きは、自分よりより大きな世界、存在とのコンタクトや意識の意向を促す気がします。