深い濃紺のブルーが癒しの光を放つ
ブルーラブラドライト。
強い光を放つラブラドライトは刺激的で
癒しとは程遠い感じもありますが
青いブルーの光を眺めていると気持ちが和らぐのを感じます。
澄んだ水のような光は、癒しの力に溢れているかもしれません。
灰色ベースのラブラドライトが多い中で
黒ベースのラブラドライトはより深く、濃いブルーのシラーを放ちます。
こちらはお椀を逆さにしたようなカットで
ドーム状にカットされています。
まるでスペクトロライトのような濃いブルーに黒光りする石。
滑らかにカットされた美品です。
鉱物名___Labradorite
サイズ___24X19X08mm
重さ____26.8cts./5.3g
石の処理__ナチュラル
製造国___インド
ラブラドライトの光は、銀河系の他の惑星から放たれた波動と共鳴していると言われています。ラブラドライトを持つと直感や洞察力が冴えるのはそのためかもしれません。
やさしい波動を放つ長石(フェルドスパー Feldspar)の一種で、一定の方向にぱっくりと割れる劈開性を持ちます。その劈開面に沿って鮮やかな光を放つラブラドレッセンスが現れます。
月や太陽を象徴し、この石の波動は宇宙からのメッセージだと言われています。歴史的になぜか民衆や集団の大きな集合意識の変化に呼応する特徴があります。
最初に発見されたのは北米のラブラドール地方。もともと寒い国の石なのです。現代ではアフリカの東にあるマダガスカル島で多く産出されています。太陽の光が少ない極めて寒い地域と、たくさんの光が降り注ぐ極めて暑い地域に顔を出すラブラドライトは、そのまま光と影を象徴しているように思います。
春は水が動き出す季節で、大地は雪解け水が流れ出し、それに呼応するかのように天気も移ろいやすくなります。突然の風や雨など不安定さがつきもので、最近では大きな地震も春に集中しています。水の石といえば水晶ですが、ラブラドライトもかなり保水する石で、石の湿度や水分によってシラーの輝きも違うほどです。青いシラーを浮かべるブルーラブラドライトはまるで海底を切り取ったかのような光景を見せ、この石が自然の水と強い関わりがあるのを連想させます。
ラブラドライトは宇宙的な輝きと次元を超えた力を刺激する石でもありますが、青いラブラドライトに限っては意外と持ち主に潤いを与えるような保湿力があるのかもしれないと思ったりします。心や体が乾いている時はブルーのラブラドライトに強く魅かれるようです。ブルーラブラドライトの根強い人気も、この青い石が疲れた現代人の救いになっているのかもしれません。