久しぶりのフォッシル・シェルの入荷
何度かトライしてみたのですが、気に入ったものが手に入りにくく
念願の真っ白なスパイラライトを見つけました。
背面とサイドが研磨されており、アゲート化した内部のクォーツ部分が見えるようになっています。
サイドや裏面が研磨されてますので、マクラメなどアクセサリー加工にも向いてます。
キラキラとしたドゥルージーのホワイトクォーツが素晴らしい
クリスタル・シェル
貝殻部分はカルサイト
海の癒しです。
コレクションにも映えるでしょう。
Fossil Shell, Spiralite Gemshell, Crysatl Shell (白亜紀中期の貝化石)
48x29x22mm
27g
India










フォッシルシェルは、化石化した貝で、貝化石、風化貝とも呼ばれています。スパイラライトは2011年に国際的にインド産の天然石として発表され商標登録されましたが、現地ではヒンドゥー語のオリジナル名もあり、スパイラライトという名前ではほとんど流通していません。
スパイラライトは貝の9割が右巻きと言われる中で、珍しい左巻きの貝でもあります。この貝は今のところインドのみで発掘される貝化石で、アゲート化した結晶を内包し白く石化する美しい巻貝の化石です。
貝類の化石といえば古代生物のアンモナイトやアンモライトがありますが、こちらの石のように美しく結晶化し石化した貝類も、一億年近い長い時を経ています。


フォッシル・シェルは、うっとりするようなビジュアルだけで十分に魅力的ですが、化石化した貝にはリアルな海の記憶と、化石となった地中の陸の記憶が詰まっているように見えます。深い海の記憶と深い土の記憶。乳房のような巻貝の渦とアゲート化したミルクのように白い結晶は、母なる海と母なる大地を想わせます。とても女性的なエネルギーを内包しています。
螺旋(らせん)を意味するSpiralと石を意味するlite(ライト)から、スパイラライトと名付けられたこの貝化石は見たままそのまんまのネーミングですが、このらせんが右ではなく左なのが面白いです。右は時計回り、左は反時計回りで、左回りは地球の自転や公転と同じ方向です。左と右の見分けかたは、貝の殻頂のらせんの始まりが時計回りか反時計回りか、または貝の出口が左右のどちらにあるかでわかります。
貝の9割は右巻の中、左に巻いているスパイラライト。地球の自転と同じ方向へ巻いている古代貝で、この化石が特別な理由でもあります。
| 販売価格 | 11,550円(税込) |
|---|---|
| 型番 | SHE081FS |
